八戸港新フェリー埠頭ターミナル TPTMグループ案採用

新築する八戸港フェリー埠頭ターミナルビルの外観イメージ図
新築する八戸港フェリー埠頭ターミナルビルの外観イメージ図
青森県フェリー埠頭(ふとう)公社は8日、老朽化に伴い新築する八戸港フェリー埠頭ターミナルビルについて、プロポーザル方式での審査の結果、田名部組(八戸市)が代表者のTPTMグループの案を採用すると発表した。月内にも基本協定の締結に向けた交渉を.....
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 青森県フェリー埠頭(ふとう)公社は8日、老朽化に伴い新築する八戸港フェリー埠頭ターミナルビルについて、プロポーザル方式での審査の結果、田名部組(八戸市)が代表者のTPTMグループの案を採用すると発表した。月内にも基本協定の締結に向けた交渉を行い、4月から設計と建設に着手する。供用開始は2024年4月を見込む。[br][br] 審査は大学教授や市、公社の関係者計5人が担当し、計3者が応募。2者が最終審査に残り、田名部組など4社で構成する同グループが最高得点を獲得した。[br][br] 同グループの案は第1、第2バース(係留施設)の中間に2階建てビルを建設。屋外に出ることなく、連絡通路で乗船が可能となる。エントランスには八戸三社大祭の山車を設置できる広さを確保し、八戸の海の玄関口として、歴史や文化をアピールする機能も備える。提案価格は12億9998万円(税込み)。[br][br] 現在のビルは解体する方針で、跡地には駐車場を整備する。新築する八戸港フェリー埠頭ターミナルビルの外観イメージ図