おいらせブランド推進協議会(苫米地義之会長)は1日、本年度に新規需要の開拓や販路拡大を促すために創設した「新商品開発等費用助成事業」の報告会をおいらせ町立東公民館で開いた。町内6事業者の代表が、町特産品を使って製造した新商品や、既存商品に改良を加えた計12品を紹介し、同会の役員らが試食などをしてアドバイスした。[br][br] 助成事業は、コロナ禍で、販路拡大イベントなどへの参加ができない事業者を支援しようと、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して実施した。[br][br] 百石ふるさとの味研究会とみむら加工所、町生活改善グループ連絡協議会(さつきグループ)、アグリの里おいらせの4社が、キクイモのふりかけや団子、だるま芋を利用した焼きもち、もち小麦を使ったどら焼きなどの新商品を紹介。協議会の役員らが試食を通して意見交換やアドバイスした。また、ハーブ農園「CONSE FARM(コンセファーム)」、アグリの里おいらせ、信愛商事は既存商品のパッケージの改良などについて報告した。[br][br] 苫米地会長は「まだまだ改良が必要な物など、可能性を秘めている商品がたくさんあった。いろいろな商品が地元から(青森)県外に流通が広がっていけば」と話した。[br][br] 同日は、おいらせブランドとして、黒すぐり&シードル(柏崎青果)、ドライハーブシリーズFor TEA°(CONSE FARM)、おいらせ肉巻き弁当(信愛商事)の新規3品が認定されたほか、33品が更新された。