ホンダが自動運転「レベル3」に対応した「レジェンド」の発売を発表しました。[br][br] Q 自動運転とは。[br][br] A 自動車の運転の一部または全てをシステムが行う次世代技術です。車線からのはみ出しを防止する機能などは軽自動車にも搭載されています。システムが運転を担う割合に応じ、レベル1から最も高度なレベル5に分けられています。[br][br] Q レベル3の特徴は。[br][br] A レベル2では、高速道路などで前走車や車線に沿って走り、ハンドルから手を離すことが可能です。ただあくまで運転支援で、ドライバーは前方を注視する必要がありました。レベル3では、これに加えて前方から目線を外すことも可能になります。[br][br] Q 具体的には。[br][br] A 自動運転中に車内モニターでの動画視聴やスマートフォンの操作ができるようになります。雨で視界が悪化するなどシステムが運転できなくなれば交代が必要で、居眠りや飲酒、運転席を離れることはできません。[br][br] Q 事故時の責任は。[br][br] A システムが正常に作動していれば、追突事故などを起こす可能性は低いとみられます。万が一、自動運転中に事故が起きた場合は、ホンダは「個々の状況で判断される」と説明しており、ドライバーも何らかの責任を負う可能性があります。[br][br] Q レベル4や5とは。[br][br] A レベル4は限定したエリア内など、一定の条件下でシステムが全ての運転操作を行うもので、レベル5は完全な自動運転です。政府は2025年度をめどに運転手のいないバスの運行サービスや、高速道路でのレベル4の実用化を目指しています。