「食堂喜代志」(八戸)破産手続きの開始決定 負債額4千万円

民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店と東京商工リサーチ八戸支店によると、八戸市湊町で飲食店を経営していた「食堂喜代志」(中村幸男社長)は3日までに、青森地裁八戸支部から破産手続きの開始決定を受けた。負債額は約4千万円。破産管財人には下.....
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 民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店と東京商工リサーチ八戸支店によると、八戸市湊町で飲食店を経営していた「食堂喜代志」(中村幸男社長)は3日までに、青森地裁八戸支部から破産手続きの開始決定を受けた。負債額は約4千万円。破産管財人には下川原利也弁護士(同市)が選任された。[br][br] 1961年に設立し、食堂兼居酒屋の「お食事のデパート●代志」を運営。地元客を中心に人気を集めていたが、固定客の高齢化や競合店への顧客流出などで売り上げ不振に陥った。ここ数年は人手不足の影響も受け、計画通りの業績を確保できずにいた。[br][br] 昨年2月以降は新型コロナウイルス感染拡大による外食控えも響き、経営改善の見通しが立たず事業継続を断念。同3月に店舗を閉めて事業停止し、その後、破産準備に入っていた。[br][br] 破産の開始決定は2月17日付。債権者数は金融機関を含め11人とみられる。[br][br]※●は「森」の「木」を「七」に置き換えた文字。