【ワクチン接種】施設入所の高齢者を優先する方針/八戸市

新型コロナウイルスワクチンの高齢者への優先接種について、八戸市は3日、接種会場に出向けない施設入所者から優先的に接種を行う方針を示した。国のワクチン供給量の見通しが立たないことから、当面は高齢者の中でも対象者を絞り込む。 同日の市議会定例会.....
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 新型コロナウイルスワクチンの高齢者への優先接種について、八戸市は3日、接種会場に出向けない施設入所者から優先的に接種を行う方針を示した。国のワクチン供給量の見通しが立たないことから、当面は高齢者の中でも対象者を絞り込む。[br][br] 同日の市議会定例会一般質問で伊藤圓子議員の質問に答えた。[br][br] 高齢者への優先接種を巡っては、国が4月12日からの開始を発表している一方で、ワクチン供給が限定的になる見込みで、八戸市でも、いつ、どれだけの量を確保できるか見通しは立っていない。[br][br] この現状を受け、市は十分な量のワクチンを確保できるまでの間、移動が困難な高齢者への接種を優先する考えを示した。[br][br] また、個別接種の実施医療機関については、これまでに市内90カ所以上の医療機関から申し出があることも明らかにした。佐々木勝弘健康部長は「ワクチン接種を進めるには医師や看護師の確保が不可欠。引き続き市医師会など関係機関と協議していく」と説明した。