県内倒産2月は2件/東京商工リサーチ青森支店

東京商工リサーチ青森支店が2日まとめた青森県内の2月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は、前年同月比2件減の2件で、負債総額は7億2300万円増の8億4400万円だった。負債額5億円以上の中規模倒産があり負債総額は増加したが、2.....
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 東京商工リサーチ青森支店が2日まとめた青森県内の2月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は、前年同月比2件減の2件で、負債総額は7億2300万円増の8億4400万円だった。負債額5億円以上の中規模倒産があり負債総額は増加したが、2月単月の倒産件数としては、1973年と並び過去最少。新型コロナウイルスに対応する手厚い資金繰り支援で、企業倒産の抑制が続いている。[br][br] 倒産したのは、グループホーム・温泉宿泊施設経営のユートピアあいのり(平川市)と遊技場経営の興栄(弘前市)の2社で、いずれも販売不振が原因。ユートピアあいのりは新型コロナ関連倒産で、負債総額は6億4400万円。[br][br] 同支店は「資金繰り支援が、売り上げ回復や生産性改善につながらなければ過剰債務になり、対応が遅れた企業の倒産が増加する可能性がある」としている。