むつ総合病院に糖尿病内分泌内科 4月新設、待ち時間短縮期待

一部事務組合下北医療センターが運営するむつ総合病院は4月、「糖尿病内分泌内科」を新設する。現在は消化器内科・内科の一部となっている糖尿病内科と甲状腺内科を統合。弘前大から応援医師に加え、新たに常勤医2人の派遣を受け、医師2、3人体制で週5日.....
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 一部事務組合下北医療センターが運営するむつ総合病院は4月、「糖尿病内分泌内科」を新設する。現在は消化器内科・内科の一部となっている糖尿病内科と甲状腺内科を統合。弘前大から応援医師に加え、新たに常勤医2人の派遣を受け、医師2、3人体制で週5日の診療に当たる。[br][br] 同センター管理者の宮下宗一郎むつ市長が26日、定例会見で明らかにした。[br][br] これまでは同大の応援医師1人が糖尿病内科で週3回、甲状腺内科で週1回の診療に当たり、年間延べ約4千人の患者に対応していた。単独診療科となる4月以降は、糖尿病と甲状腺の診察日が平日全てに拡大されることになる。予約制は変わらないが、医師、診察日が増えることにより、患者の待ち時間短縮などが期待される。[br][br] 同科新設と常勤医配属は、同センターが同大大学院医学研究科に寄付をして設置した「むつ下北地域医療学講座」がきっかけとなった。宮下市長は「糖尿病を要因とする心疾患や腎疾患など重症化予防に向け、専門医に常時診てもらえる環境ができる。むつ下北地域の健康増進にとっても大きな一歩だ」と語った。