1月宿泊者41・2%減、GoTo停止響く/県観光統計調査

青森県は25日、1月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(75カ所)の延べ宿泊者数は、前年同月比41・2%減の9万5405人。県内主要観光施設(35カ所)の延べ入り込み客数は、44・1%減の27万373人だった。県民向.....
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 青森県は25日、1月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(75カ所)の延べ宿泊者数は、前年同月比41・2%減の9万5405人。県内主要観光施設(35カ所)の延べ入り込み客数は、44・1%減の27万373人だった。県民向け宿泊キャンペーンは好調だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で、国の観光支援事業「Go To トラベル」の停止が続いた影響が出た。[br][br] 新型コロナ発生後の観光動向を見ると、緊急事態宣言が出された4、5月が7割以上減と大幅に下落。6月以降は感染に左右されながらも、国や自治体の需要喚起策で回復傾向に。ただ、昨年12月末からトラベル事業が一時停止し、落ち込みが続いている。[br][br] 宿泊者数を地域別に見ると、上北地域(9カ所)が1万5260人(前年同月比55・6%減)と最大の落ち込み幅。八戸市(17カ所)2万3873人(27・8%減)、下北地域(12カ所)9880人(31・3%減)だった。[br][br] 観光施設の延べ入り込み客数は、八戸市の八食センターが9万7689人(44・0%減)、十和田市の石ケ戸休憩所は3541人(45・2%減)、むつ市観光交流センター「安渡館」が2259人(2・5%減)だった。[br][br] 今後の見通しについて、県は「トラベル事業の停止が続いているため、落ち込みは避けられない。県の宿泊キャンペーンの下支えに期待したい」とした。