【八戸市予算案】市保健所に「子ども家庭総合支援拠点」

八戸市は新年度、虐待などによる要支援児童や要保護児童らを重点的に支援する「子ども家庭総合支援拠点」を設置する。2021年度一般会計当初予算案に事業費1040万円を計上した。 支援拠点は、全国的に虐待内容が多様化しているのに加え、相談件数の増.....
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 八戸市は新年度、虐待などによる要支援児童や要保護児童らを重点的に支援する「子ども家庭総合支援拠点」を設置する。2021年度一般会計当初予算案に事業費1040万円を計上した。[br][br] 支援拠点は、全国的に虐待内容が多様化しているのに加え、相談件数の増加を背景に、虐待被害が深刻化する前に福祉サービスを中心とした支援に結びつけるのが狙い。[br][br] 市保健所内に設置する方針で、子どもの見守りや家庭訪問などを通して、実情の把握や危機判断、対応などに当たる。[br][br] また、関係機関との連絡調整に加え、一時保護や措置解除後に家庭に戻った児童らへの支援を行う。[br][br] 妊娠期から産後の子育て期にわたる相談や支援を行う市の子育て世代包括支援センターと連携し、子どもの発達段階や家庭状況に応じて、切れ目のない支援を実現していく。[br][br] 予算は主に専門員の配置など支援の拡充に当てられる。市の担当者は「児童の健全な育成につなげていきたい」と話している。