【八戸市予算案】子ども医療費給付で所得制限基準緩和 未就学児9割カバー

八戸市は新年度、子ども医療費の給付について、未就学児がいる世帯の所得制限基準を緩和し、対象世帯を拡大する。「こども医療費助成事業費」として、2021年度一般会計当初予算案に3億8千万円を計上した。22年1月1日以降の受診分から給付する。 新.....
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 八戸市は新年度、子ども医療費の給付について、未就学児がいる世帯の所得制限基準を緩和し、対象世帯を拡大する。「こども医療費助成事業費」として、2021年度一般会計当初予算案に3億8千万円を計上した。22年1月1日以降の受診分から給付する。[br][br] 新年度からは未就学児の扶養者の所得制限基準を従来の243万2千円から、532万円まで引き上げる。これにより対象になる未就学児は3500人増える見込みで、市内の未就学児のうち9割をカバーできるようになるという。小中高生については変更しない。[br][br] 医療機関での受診機会が多い乳幼児への支援を手厚くすることで、安心して子育てができる環境を目指すとしている。市の担当者は「子育て世帯を応援するための拡充。保護者の経済的な負担の軽減につながれば」と話した。