原子力規制検査第3四半期結果 青森県内で指摘事項なし

原子力規制庁青森事務所は10日、2020年度第3四半期(10~12月)の原子力規制検査の結果を公表した。青森県内の原子力施設で、安全性に影響を及ぼす可能性がある「検査指摘事項」はなかった。 第3四半期の対象は東北電力東通原発(東通村)や日本.....
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 原子力規制庁青森事務所は10日、2020年度第3四半期(10~12月)の原子力規制検査の結果を公表した。青森県内の原子力施設で、安全性に影響を及ぼす可能性がある「検査指摘事項」はなかった。[br][br] 第3四半期の対象は東北電力東通原発(東通村)や日本原燃使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)など9施設。再処理工場と低レベル放射性廃棄物埋設施設(同村)、東通原発では特定分野の専門職によるチーム検査も実施した。[br][br] 今回は第2四半期に検査継続案件としていた、再処理工場非常用電源建屋のディーゼル発電機の冷却水漏えい問題も調査。[br][br] 水漏れで安全上重要な設備である発電機が水をかぶる可能性はなく、原燃がルールに沿って点検していたことなどから、指摘事項には当たらないと判断した。