八戸の魅力って何だろう? U、Iターンゲスト3人講演 若者マチナカ会議

講演する玉樹真一郎さん
講演する玉樹真一郎さん
八戸市は23日、若者の地元愛着心を高めてまちづくりへの参画を促進しようと、同市のYSアリーナで「若者マチナカ会議」を開いた。UターンやIターンを経て市内で活躍する3人のゲストスピーカーが、八戸の魅力について講演。高校生から40代までの市民約.....
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 八戸市は23日、若者の地元愛着心を高めてまちづくりへの参画を促進しようと、同市のYSアリーナで「若者マチナカ会議」を開いた。UターンやIターンを経て市内で活躍する3人のゲストスピーカーが、八戸の魅力について講演。高校生から40代までの市民約40人が熱心に耳を傾けた。[br][br] 講演したのは、アートコーディネーターの今川和佳子さん、南風農園の水野美香さん、八戸学院大学長特別補佐の玉樹真一郎さん。[br][br] 今川さんは写真家の田附勝さんと市沿岸部を巡り、漁師や住民たちと交流。知らないことをたくさん感じられたとして、「これから世代を超えて触れ合う場を作っていけたら」と話した。[br][br] 南郷地区でニンジンを作っている水野さんは、八戸は農地が広い上、冷涼で病害虫が少ないことをメリットに挙げたが、「水産や工業に比べて、農業への支援が少ない」との苦言も呈した。[br][br] 玉樹さんは「田舎対都会」の概念はもはや古いとして、田舎と都会を足した「多拠点生活」を提言。「収入の減少以上に得られる幸福は、自然や子育ての環境、食の豊かさなどカバーして余りある」と強調した。講演する玉樹真一郎さん