コメの国際コンで最高賞の快挙/三浦さん(八戸)

最高賞の金賞受賞を喜ぶ三浦政志さん=昨年12月下旬、八戸市
最高賞の金賞受賞を喜ぶ三浦政志さん=昨年12月下旬、八戸市
国内最大級のコメのコンクール「第22回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)の国際総合部門で、八戸市尻内町の「八戸米米クラブ」代表の三浦政志さん(68)が出品したミルキークイーンが初めて、最高賞の金賞を受賞した。トッ.....
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 国内最大級のコメのコンクール「第22回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)の国際総合部門で、八戸市尻内町の「八戸米米クラブ」代表の三浦政志さん(68)が出品したミルキークイーンが初めて、最高賞の金賞を受賞した。トップクラスの味との評価を受け、「八戸のコメが味で勝負できることを示すことができた。レベルアップのきっかけにしたい」とさらなる向上に意欲を見せている。[br][br] 大会は昨年11月下旬に静岡県小山町で開催し、同部門には国内や中国、台湾から計4755点が出品された。三浦さんのコメは、機械による分析で食味値84点、味度値97・6点のトータル181・6点で最終審査に残り、審査員が実食する官能審査で最高賞の金賞18点の一つに選ばれた。[br][br] 三浦さんは約5ヘクタールでミルキークイーンのほか、コシヒカリやひとめぼれなど14品種を栽培。同大会には2014年から出品し、これまでにトータル170点以上に与えられる称号「ベストファーマー」を2度獲得した。[br][br] 食味値はタンパク質含有量が少ないほど高く、肥料を抑えることが必要だが、白米のうまみ成分である味度値を上げるには適切な肥料分が必要といい、「肥料の量やタイミングを判断するのが難しい」と三浦さん。「田んぼに出て天気を聞くことが大切」と、水温やドジョウの動きを細かく観察し、管理に気を配った。[br][br] 金賞の獲得に、「夢がかなってうれしい。地元の人においしいコメを食べて価値を知ってもらいたい」と顔をほころばせた。[br][br] 問い合わせは、三浦政志さん=電話090(9423)8468=へ。     最高賞の金賞受賞を喜ぶ三浦政志さん=昨年12月下旬、八戸市