青森県家畜市場(七戸)で子牛の初競り

初競りにかけられる子牛=8日、七戸町の青森県家畜市場
初競りにかけられる子牛=8日、七戸町の青森県家畜市場
七戸町の青森県家畜市場で8日、2021年の子牛の初競りが行われた。黒毛和種全体の平均価格は70万3219円で、前年の初競りに比べて2万円ほど下回ったものの、新型コロナウイルスの影響による大幅な下落には歯止めがかかっており、市場関係者からは「.....
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七戸町の青森県家畜市場で8日、2021年の子牛の初競りが行われた。黒毛和種全体の平均価格は70万3219円で、前年の初競りに比べて2万円ほど下回ったものの、新型コロナウイルスの影響による大幅な下落には歯止めがかかっており、市場関係者からは「なんとか持ち直している。悪くない状況だ」と安堵(あんど)の声が聞かれた。[br][br] 同日は、黒毛和種の去勢と雌計483頭が取引された。平均価格は去勢が約74万円、雌約63万円。最高価格は去勢124万6300円、雌146万3千円だった。[br][br] 子牛の取引を巡っては、新型コロナの影響が深刻だった昨年3月に同市場で全体の平均価格が約59万円まで落ち込んでいた。価格回復の理由について、県畜産農協連合会の山内正孝会長は「海外産の牛肉の輸入が止まっており、和牛にとっては追い風となっている」と解説。今年の初取引については「いい価格帯で収まった。今年は丑(うし)年なのでいい年になれば」と述べた。初競りにかけられる子牛=8日、七戸町の青森県家畜市場