八戸市中央卸売市場で初売り式 安定供給の決意新た

初売り式で一年の飛躍を誓う関係者=5日、八戸市
初売り式で一年の飛躍を誓う関係者=5日、八戸市
八戸市中央卸売市場で5日、初売り式が行われた。2021年の取引が始動し、市場関係者が農産物の安定供給と安全確保に向け決意を新たにした。 式典で八戸中央青果の横町芳隆社長が前年を振り返り、「社会全体が新型コロナウイルスで沈痛なムードだったが、.....
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 八戸市中央卸売市場で5日、初売り式が行われた。2021年の取引が始動し、市場関係者が農産物の安定供給と安全確保に向け決意を新たにした。[br][br] 式典で八戸中央青果の横町芳隆社長が前年を振り返り、「社会全体が新型コロナウイルスで沈痛なムードだったが、青森県産野菜が厳しい単価安から抜け出したこともあり、前の年を上回る取扱高で拠点市場の役割を果たせた」と総括。今年に向けては干支(えと)の丑(うし)年にちなんで「牛歩のごとくこつこつと、誠実に粘り強く与えられた使命を果たす」と決意を述べた。[br][br] 小林眞市長は「北東北の中心的市場の地位を維持できたことは、関係者一人一人が努力した結果。皆さんの力を借り、さらなる安定運営に取り組みたい」とあいさつし、関係者が鏡開きと乾杯で飛躍を誓った。[br][br] 初売りでは青森県産のナガイモやイチゴなどが上場し、活発に取引された。[br][br] 青果部と花卉(かき)部を合わせた20年の年間取扱高は238億7561万円で、前年を12・5%(26億5527万円)上回った。初売り式で一年の飛躍を誓う関係者=5日、八戸市