IT企業のトイ(東京)が八戸進出 県や市と協定、来年1月に東北本社設立

協定書を取り交わし、握手する(右から)小林眞市長、戸田智雄代表、下井田幸喜次長=17日、八戸市庁
協定書を取り交わし、握手する(右から)小林眞市長、戸田智雄代表、下井田幸喜次長=17日、八戸市庁
青森県と八戸市は17日、ウェブシステム開発などを手掛ける「トイ」(東京、戸田智雄代表)と事業所開設に関する基本協定を締結した。2021年1月1日に同市長苗代に東北本社を設立し、22年12月末までに8人を雇用する計画だ。 同社は1987年設立.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県と八戸市は17日、ウェブシステム開発などを手掛ける「トイ」(東京、戸田智雄代表)と事業所開設に関する基本協定を締結した。2021年1月1日に同市長苗代に東北本社を設立し、22年12月末までに8人を雇用する計画だ。[br][br] 同社は1987年設立。ウェブシステムや動画制作・配信のプラットホーム開発などを手掛け、近年ではITの浸透によって生活や社会の改革を進める「デジタルトランスフォーメーション」(DX)活動にも取り組んでいる。戸田代表が南部町出身という縁もあり、同市への進出を決めたという。[br][br] 東北本社では、地域特性や顧客ニーズに合わせた高機能ウェブシステムの提供のほか、ITを活用した事業承継の方策の提案、モノのインターネット(IoT)を活用したサービスの提供などを想定。地域全体のデジタル技術の底上げにも主眼を置く。[br][br] 市庁で行われた調印式には小林眞市長と戸田代表、県商工労働部の下井田幸喜次長が出席。戸田代表は「DXはビジネスでより良い社会を実現するための最良のプラットホーム。八戸で優秀な人材を確保し、製品サービスの強化やビジネスモデルの変革に取り組んでいく」と意欲を示し、小林市長は「地域のデジタルスキルの向上と企業の競争力強化につながる」と進出を歓迎した。協定書を取り交わし、握手する(右から)小林眞市長、戸田智雄代表、下井田幸喜次長=17日、八戸市庁