「誰かの役に立てたら」石田さん(聖ウルスラ高)がヘアドネーションに参加

ヘアドネーションに参加した石田ゆりあさん
ヘアドネーションに参加した石田ゆりあさん
八戸聖ウルスラ学院高普通科2年の石田ゆりあさん(16)が10日、病気やけがなどで髪を失った子どもに医療用ウィッグを作るため、自身の髪の毛を寄贈する、ヘアドネーションに参加した。 石田さんはクラシックバレエで髪を結うために、中学2年の夏から髪.....
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 八戸聖ウルスラ学院高普通科2年の石田ゆりあさん(16)が10日、病気やけがなどで髪を失った子どもに医療用ウィッグを作るため、自身の髪の毛を寄贈する、ヘアドネーションに参加した。[br][br] 石田さんはクラシックバレエで髪を結うために、中学2年の夏から髪を伸ばし始め、約2年半で約64センチまで伸びた。去年の冬、髪を切ろうかと悩んでいる時に母親の知代さん(51)にヘアドネーションに寄付することを提案され、「少しでも誰かの役に立てたら」と思い、髪の毛の寄付を決めたという。[br][br] この日は、八戸市十三日町の美容院「Harmony(ハーモニー)」で、フルウィッグに必要な長さ31センチを優に超える約37センチを切り、さっぱりした様子。医療従事者を目指しているという石田さんは「若い私でも、何か貢献できればなあと思った。自分の髪が誰かの役に立つと思うとうれしい」と笑顔で語った。[br][br] この日切られた石田さんの髪は、大阪府のNPO法人「JHD&C」に送られた。ヘアドネーションに参加した石田ゆりあさん