地域企業の海外展開支援サービスをPR RCGの天間社長(七戸出身)

運用が始まった海外展開支援サービスをPRする天間幸生社長=11日、青森市
運用が始まった海外展開支援サービスをPRする天間幸生社長=11日、青森市
中小企業の海外進出などを手掛けるコンサルティング会社「RCG」(東京)の天間幸生社長(七戸町出身)は11日、青森市で会見した。同日、運用が始まったオンラインで完結する海外展開支援サービス「SELAS(セーラス)」をPRし、「地域の中小企業を.....
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 中小企業の海外進出などを手掛けるコンサルティング会社「RCG」(東京)の天間幸生社長(七戸町出身)は11日、青森市で会見した。同日、運用が始まったオンラインで完結する海外展開支援サービス「SELAS(セーラス)」をPRし、「地域の中小企業を世界に打って出られるようにしたい」と意気込みを語った。[br][br] セーラスは、地方銀行や信用金庫が窓口となり、中小企業と海外企業をマッチングすることに特化したシステム。みちのく銀行など全国8金融機関が参加を予定している。[br][br] 海外進出の支援は、自治体や日本貿易振興機構(ジェトロ)なども行っているが、セーラスのように地域を問わず金融機関との連携を重視する取り組みは先進的だという。天間社長は「金融機関は地方企業の商品や技術、サービスの情報をよく知っている。世界に打って出る際の強みになる」と述べた。[br][br] 一方、県内企業の現状は「英語が話せないことで(海外進出に)腰が重い企業が多い」と分析。その上で「青森の農林水産物は世界にとって非常に価値がある」と語った。[br][br] 天間社長は1995年にみちのく銀行に入行。2007年ハバロフスク支店長。地域商社「北海道総合商事」代表取締役などを経て、20年4月にRCGを創業した。運用が始まった海外展開支援サービスをPRする天間幸生社長=11日、青森市