青森県産リンゴ、11月は1キロ274円 平年比1割減

青森県は11日、2020年産県産リンゴの11月の販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ当たり274円(平年同月比10%減)となった。「早生(わせ)ふじ」の販売がずれ込んだほか、他県産の生産も順調で市場全体の在庫が増.....
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 青森県は11日、2020年産県産リンゴの11月の販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ当たり274円(平年同月比10%減)となった。「早生(わせ)ふじ」の販売がずれ込んだほか、他県産の生産も順調で市場全体の在庫が増え、平年より価格が安くなった。[br][br] 品種別では「ふじ」310円(5%減)、早生ふじ262円(7%減)、その他251円(11%減)など。[br][br] 県りんご果樹課によると、9月中の夜間温度が高かった影響で早生ふじの着色に遅れが生じ、販売終了が通常の11月10日ごろから11月末まで延びて在庫が増える要因の一つになった。[br][br] 12月は「ふじ」を中心とした贈答シーズンで単価が少し上がる見通しで、同課の三上道彦課長は「今年も前年産に続いて良果ができている。上位等級品が多く出せるだろう」と展望した。