中部電の燧岳地熱調査、来年3月にも結果判明/むつ市議会一般質問

むつ市議会は一般質問最終日の7日、4議員が登壇。市と風間浦村にまたがる燧岳(ひうちだけ)周辺の地熱資源を巡り、市と連携協定を締結する中部電力が主体となって進める試掘調査について、市側は、調査結果が分かるのは早ければ来年3月ごろとの認識を示し.....
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むつ市議会は一般質問最終日の7日、4議員が登壇。市と風間浦村にまたがる燧岳(ひうちだけ)周辺の地熱資源を巡り、市と連携協定を締結する中部電力が主体となって進める試掘調査について、市側は、調査結果が分かるのは早ければ来年3月ごろとの認識を示した。[br][br] 中部電は燧岳の地下構造や熱源の状況を確認するため、9月から市下北自然の家西側3キロの地点で、延長約1700メートルの試掘調査を実施している。[br][br] 作業は今月中に終える予定で、その後、掘削した場所の温度を測定したり、岩石を観察したりする各種試験を実施。これまでの調査結果も基にしながら、地熱構造の解析を進める方針。来年度以降の計画について、市は「本年度の調査結果を踏まえて(中部電が)検討することになる」と見通しを示した。[br][br] 立地協定締結から15年が経過した使用済み核燃料中間貯蔵施設に関する住民説明会の必要性については、「引き続き市議会でしっかり議論することで、市民の理解も深まると考えている。その上でさらに市民への必要があれば、手法なども合わせて検討していきたい」と述べた。