【青い森鉄道全線開業10年】青森駅で出発式 関係者、節目の年祝う

全線開業10周年記念のヘッドマークを付けた車両を見送る千葉耕悦社長(右)ら=5日、青森駅
全線開業10周年記念のヘッドマークを付けた車両を見送る千葉耕悦社長(右)ら=5日、青森駅
青い森鉄道(千葉耕悦社長)は5日、青森駅で全線開業10周年を記念した列車の出発式を行った。関係者が節目の年を祝うとともに、安全第一をモットーに公共交通機関として地域の足を守り続ける決意を新たにした。 同社は東北新幹線の盛岡以北延伸に伴いJR.....
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 青い森鉄道(千葉耕悦社長)は5日、青森駅で全線開業10周年を記念した列車の出発式を行った。関係者が節目の年を祝うとともに、安全第一をモットーに公共交通機関として地域の足を守り続ける決意を新たにした。[br][br] 同社は東北新幹線の盛岡以北延伸に伴いJR東日本から経営分離され、2002年12月に目時―八戸間(25・9キロ)で先行開業。東北新幹線新青森駅開業と同じ10年12月4日に、八戸―青森間の経営もJRから移され、全線121・9キロが開業した。[br][br] 出発式では、千葉社長と青森県の橋本恭男企画政策部長、同社の佐々木寿仁青森駅長が、先頭車両に10周年記念のヘッドマークを掲げた午前9時21分発八戸行きの列車を「出発進行」のかけ声で見送った。[br][br] 千葉社長はあいさつで「安全第一を基本として、お客さまから愛され、信頼される鉄道を目指していきたい」と述べた。[br][br] 6日には記念事業として野辺地、三沢、八戸の各駅で午前中に列車を利用した人を対象に記念品を配布する。全線開業10周年記念のヘッドマークを付けた車両を見送る千葉耕悦社長(右)ら=5日、青森駅