【ヴァンラーレ八戸―YS横浜】好機演出も決定力不足

前線からの積極的な守備と長短のパスを使った多彩な攻撃で試合を優位に進めた八戸。多くの好機を演出しながらも決定力不足が響き、引き分けによる勝ち点1にとどまった。今季初の連勝を逃し、FW上形洋介は「勝ちきれないのは、追加点を決められないFWの責.....
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 前線からの積極的な守備と長短のパスを使った多彩な攻撃で試合を優位に進めた八戸。多くの好機を演出しながらも決定力不足が響き、引き分けによる勝ち点1にとどまった。今季初の連勝を逃し、FW上形洋介は「勝ちきれないのは、追加点を決められないFWの責任」と唇をかんだ。[br][br] 試合開始早々にFW安藤翼が厳しい角度からゴールを狙うなど、勢いは十分だった。前半13分に中盤のこぼれ球を相手に拾われ、先制を許したが、同26分には右サイドからMF高見啓太がクロスを上げ、ゴール前に走り込んだ上形が相手GK、DFと交錯しながら、ボールを押し込んだ。[br][br] 「体のどこかに当たるようにボールに対して、正面を向いた。体で押し込んだ」と上形。相手は審判に対し、ハンドをアピールし、会場は騒然となったが、同点弾は認められた。[br][br] 同点に追い付き、試合の流れを引き戻した八戸。後半も細かくパスをつないでくる相手に対し、素早いプレスを掛け、速攻から何度も好機を作った。決定的な場面もあったが、ゴール前でシュートやパスの精度を欠き、MF国分将副主将は「あと1点が奪えない。決定力向上のために一から練習しないと」と猛省した。[br][br] 次節はホーム最終戦。国分は「しっかりサポーターに勝利を届けられるよう気を引き締める」と前を向いた。