「税についての作文」風間浦中・五十洲さんが国税庁長官賞受賞

国税庁長官賞を受賞した五十洲ひなたさん(中央)
国税庁長官賞を受賞した五十洲ひなたさん(中央)
国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が中学生を対象に募集した本年度の「税についての作文」で、国税庁長官賞を受賞した風間浦村立風間浦中1年の五十洲(いそす)ひなたさん(13)に18日、賞状が贈られた。五十洲さんは受賞を喜び、「作文を書くことが好きな.....
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 国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が中学生を対象に募集した本年度の「税についての作文」で、国税庁長官賞を受賞した風間浦村立風間浦中1年の五十洲(いそす)ひなたさん(13)に18日、賞状が贈られた。五十洲さんは受賞を喜び、「作文を書くことが好きなので、これからも一生懸命書きたい」と意欲を示した。[br][br] 作文は税について関心を持ち、理解を深めてもらおうと毎年募集している。本年度は全国4877校から31万3725編が寄せられた。国税庁長官賞は40人が受賞し、東北地方からは五十洲さん1人が選ばれた。[br][br] 五十洲さんは「トリセツのすすめ」と題し、国が新型コロナウイルス感染症の経済対策として実施した特別定額給付金を取り上げた。財源が税金で賄われていることに触れ、「納税者が一生懸命働いて納めた税金が、苦しんでいる人の支援につながると考えたら素晴らしいこと」などと主張。[br][br] 五十洲さんの家庭では、給付金の使い道として、自然災害に見舞われた人への寄付など「取扱説明書(トリセツ)」を作成。「みんなで支え、助け合うことのできる税の制度に関心を持ち、真剣に考えていきたい」とつづった。[br][br] 同日は村役場で表彰式が行われ、むつ税務署の小野勇喜署長が五十洲さんに賞状を授与した。小野署長は「給付金の使い方から始まり、みんながつながって支え合っていこうという展開が素晴らしい」と評した。国税庁長官賞を受賞した五十洲ひなたさん(中央)