【新型コロナ】青森県内クラスター 三村知事「収束近づく」

青森県の三村申吾知事は19日、八戸市の2福祉施設と弘前市の飲食店で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、「収束に近づきつつある」との認識を示した。 八戸市のクラスターでは感染者が18人に上った。同市によると、施設利用.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県の三村申吾知事は19日、八戸市の2福祉施設と弘前市の飲食店で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、「収束に近づきつつある」との認識を示した。[br][br] 八戸市のクラスターでは感染者が18人に上った。同市によると、施設利用者や感染者の接触者ら計280人全員の健康観察は同日までに終了し、新たに症状が出た人はいない。[br][br] 飲食店クラスターは、弘前市の病院クラスターにつながるなど計186人が感染した。ただ、今月11日を最後に、関連する感染者は出ていない。[br][br] 19日、県庁で開かれた県危機対策本部会議で三村知事は、それぞれのクラスターに関し「多数の感染者が発生していたが、入院者や宿泊療養者数も着実に減少している」と説明。一方、全国的に感染者が急増していることから「楽観視できる状況ではない」とも述べた。[br][br] 会議ではほかに、政府の方針に基づき、11月末までとしていた県内のイベント収容率制限を来年2月28日まで延長することも明らかにした。[br][br] クラシックコンサートなど大声での歓声や声援がない場合は収容率を100%以内とし、スポーツイベントやライブハウスでのイベントなど大声を出すことが想定される場合は、従来通り定員の50%までとした。[br][br] また、県内では19日、感染確認がなく、2日連続で感染者がゼロとなった。