【新型コロナ】青森県、修学旅行キャンセル料を補助

青森県は19日、新型コロナウイルスの影響で修学旅行を中止、延期した県立、私立学校に対し、発生したキャンセル料を補助することを明らかにした。児童生徒の保護者の負担軽減が狙い。県は24日開会の県議会定例会に事業費2834万円を盛り込んだ2020.....
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 青森県は19日、新型コロナウイルスの影響で修学旅行を中止、延期した県立、私立学校に対し、発生したキャンセル料を補助することを明らかにした。児童生徒の保護者の負担軽減が狙い。県は24日開会の県議会定例会に事業費2834万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を提出する。[br][br] 県教委学校教育課によると、県立高校の修学旅行は2年生が対象で、10~12月に関西地方を訪れる場合が多い。今月5日現在、本年度に修学旅行を計画していた61校のうち18校が中止、27校が延期。実施済みは1校、当初の日程で実施予定は7校、検討中は8校だった。行き先を東北地方や県内に変更した学校もある。[br][br] 生徒1人当たりの経費は10万~12万円。出発21日前までに中止した場合も、キャンセル料で3千~4千円の保護者の負担が発生する。実施直前に中止や行き先の変更があり、キャンセル料がさらに発生した場合は個別で相談に応じる。[br][br] 県総務学事課によると、私立高校で修学旅行を中止したのは10校で、うちキャンセル料が発生したのは6校だった。他の7校は来年以降に延期して実施予定。[br][br] 私立中学は修学旅行がないのが2校、実施済みが2校、予定しているのが1校だった。