「うるしの日」小学生ら200人が漆の苗木など植樹/二戸市

漆などの植栽を終え、最後に記念撮影する参加者
漆などの植栽を終え、最後に記念撮影する参加者
二戸市は「うるしの日」の13日、「漆うるわしの森植樹祭」を同市浄法寺町大清水地区で開き、地元小学生や市内外の企業・団体などの約200人が漆500本と、漆器の木地として使われるトチノキ200本を植えた。 市が10月に分収契約を結んだ国有林約2.....
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 二戸市は「うるしの日」の13日、「漆うるわしの森植樹祭」を同市浄法寺町大清水地区で開き、地元小学生や市内外の企業・団体などの約200人が漆500本と、漆器の木地として使われるトチノキ200本を植えた。[br][br] 市が10月に分収契約を結んだ国有林約2・7ヘクタールに植栽。13日は雪がわずかに積もっている中、市立浄法寺小の児童や市内外の関係者らは長靴を履き、スコップを手にそれぞれ手分けして作業した。[br][br] 植樹祭後の閉会式で、同校5年鈴木優希君は「植えた漆の木がいつか大きくなって搔(か)いてもらえるようになるのが夢」とあいさつ。6年堀内悠人君は「植栽を通して浄法寺の役に立ててうれしい」と話していた。[br][br] 最後には、参加者全員で記念撮影をした。[br][br] うるしの日は、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が虚空蔵菩薩から漆器製造法を伝授されたとの言い伝えに由来し、11月13日に定められている。漆などの植栽を終え、最後に記念撮影する参加者