農産物の魅力、園地から配信 十和田でオンライン収穫体験

園地から地元産リンゴの魅力を配信する大竹光雄さん(左)と中村陵子さん(中央)
園地から地元産リンゴの魅力を配信する大竹光雄さん(左)と中村陵子さん(中央)
十和田市内の2農園で8日、生産者や同市の野菜ソムリエプロの中村陵子さん(59)のガイドによるオンライン収穫体験が開かれ、参加した東京と大阪の消費者に対し、モニター越しに地元農産物の魅力を伝えた。 JTBが主催する食と農林漁業の祭典「ジャパン.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 十和田市内の2農園で8日、生産者や同市の野菜ソムリエプロの中村陵子さん(59)のガイドによるオンライン収穫体験が開かれ、参加した東京と大阪の消費者に対し、モニター越しに地元農産物の魅力を伝えた。[br][br] JTBが主催する食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト」の企画の一環。イベントは例年、都内の会場で開催されるが、今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインで開かれている。[br][br] オンライン収穫体験は全国15農園で行われ、青森県内で参加したのは同市のみ。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、園地と参加者をリモートでつないだ。[br][br] 市内は、ナガイモやゴボウ、ネギなどを生産する水尻農園と、リンゴなどの果樹を手掛ける大竹農園が会場で、東京と大阪の2組が参加した。[br][br] このうち、大竹農園では、園主の大竹光雄さん(77)と中村さんが、タブレットを使ってリンゴ畑から生配信。参加者の質問に答えながら、品種ごとの特徴や栽培で工夫した点などを紹介。大竹さんは「夢とロマンを持って生産している」と思いを伝えていた。[br][br] 取材に、中村さんは「本来なら来てほしいが、リモートでできることがある。初めての試みだったが、楽しく交流できた」と話していた。[br][br] 収穫した野菜やリンゴは、参加者に届けられる。園地から地元産リンゴの魅力を配信する大竹光雄さん(左)と中村陵子さん(中央)