地元企業への定着後押し 久慈市、若者に雇用支援奨励金

遠藤譲一市長(右)から目録を受け取る下舘凌太さん
遠藤譲一市長(右)から目録を受け取る下舘凌太さん
久慈市は10月27日、市独自の雇用支援奨励金の交付を始めた。市内の事業所で新卒から3年勤務した社会人に10万円、6年勤務した社会人に5万円を交付し、若者の地元企業への定着を後押しする。 同日は遠藤譲一市長が2事業所で贈呈。同市の宮城建設では.....
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 久慈市は10月27日、市独自の雇用支援奨励金の交付を始めた。市内の事業所で新卒から3年勤務した社会人に10万円、6年勤務した社会人に5万円を交付し、若者の地元企業への定着を後押しする。[br][br] 同日は遠藤譲一市長が2事業所で贈呈。同市の宮城建設では、3年勤務した下舘凌太さん(22)に目録を手渡し、「若者に残ってもらうことはまちづくりの基本」と呼び掛けた。[br][br] 生コンクリートの品質管理を担当する下舘さんは、「これまでの頑張りを評価されてうれしく思う。久慈に残りたいと思う後輩を増やせたら」と語った。[br][br] 制度は2010年度にスタート。市によると、本年度は3年定着で19事業所29人(前年度比3人増)、6年定着で10事業所16人(同10人減)に交付する。遠藤譲一市長(右)から目録を受け取る下舘凌太さん