青い森紅サーモン、関係者向け試食会開催/ほどよい脂、強いうま味特長

関係者に提供された青い森紅サーモンの試食用メニュー=30日、青森市
関係者に提供された青い森紅サーモンの試食用メニュー=30日、青森市
11月7日に青森県内でデビューする、県が独自開発した新サーモン「青い森紅(くれない)サーモン」を使った料理試食会が30日、青森市の寿司料理店「あすか」西バイパス店で開かれた。握りやフライなど多彩なメニューが用意され、県調理師会の会員や報道関.....
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 11月7日に青森県内でデビューする、県が独自開発した新サーモン「青い森紅(くれない)サーモン」を使った料理試食会が30日、青森市の寿司料理店「あすか」西バイパス店で開かれた。握りやフライなど多彩なメニューが用意され、県調理師会の会員や報道関係者約30人が一足早く新たな県産サーモンの魅力に触れた。[br][br] 試食会は、県と生産関係者らでつくる「生産・販売対策協議会」(木村建(たつる)代表)の主催。県内の飲食関係者らに新サーモンの味を知ってもらい、今後の活用を促すため開催した。[br][br] 新サーモンは、県産業技術センター内水面研究所(十和田市)が約15年かけて開発。ほどよい脂と強いうま味が特長だ。今年の生産量は5・4トンの見通し。[br][br] 試食会では同店考案のメニュー9種類を提供。あぶりや昆布締めのうま味を加えた握り4種類のほか、タルタルソースとリンゴのソースを添えたフライ、カルパッチョ風サラダなど幅広いジャンルの料理が披露された。[br][br] 試食したホテルJALシティ青森(青森市)の料理長を務める高橋寿幸さん(43)は「脂の乗りが優しく、和食から洋食までいろいろな料理に合う。ほかの県産サーモンと食べ比べる料理を提供しても面白い」と話した。[br][br] 県によると、30日時点で新サーモンは県内小売43店舗、十和田市に今月オープンした農産物直売施設「ファーマーズ・マーケット『かだぁ~れ』」などでも取り扱う。価格は100グラム当たり400~500円程度。関係者に提供された青い森紅サーモンの試食用メニュー=30日、青森市