水難救助で興富丸漁業と漁船の3人表彰 チームワークで2人救う/八戸東消防署

感謝状を手にする興富丸漁業の関係者(前列)
感謝状を手にする興富丸漁業の関係者(前列)
八戸東消防署(金濵昌史署長)は24日、八戸港内で発生した水難事故で男性2人を救助したとして、同市白銀町の興富丸漁業(秋山貴志社長)と、第25興富丸船長の佐々木仁徳さん(34)、中岫裕輔さん(31)、松村和也さん(29)の3人に感謝状を贈り、.....
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 八戸東消防署(金濵昌史署長)は24日、八戸港内で発生した水難事故で男性2人を救助したとして、同市白銀町の興富丸漁業(秋山貴志社長)と、第25興富丸船長の佐々木仁徳さん(34)、中岫裕輔さん(31)、松村和也さん(29)の3人に感謝状を贈り、チームワークの取れた迅速、的確な行動をたたえた。[br][br] 水難事故は9月23日午後2時10分ごろ、同市江陽4丁目の岸壁で発生。仕事で同所を訪れていた30代男性の軽トラックが、同乗の60代男性と共に海に落ちた。別の車で来ていた同僚の女性が、現場付近に停泊していた第25興富丸に救助を要請。佐々木船長らがロープを使って30代男性を引き上げ、60代男性には救命浮輪で沖に流されないよう確保し、警察や消防に引き継いだ。救助された2人は、社会復帰を果たしているという。[br][br] 同署での贈呈式では、金濵署長が佐々木さんらに感謝状を手渡した。佐々木さんは「救命講習は受けているが、訓練通りにいかないこともあった。みんな臨機応変に動けたので救助につながった」と話し、「海辺では救命胴衣の用意を」と呼び掛けた。感謝状を手にする興富丸漁業の関係者(前列)