青森県中小企業、コロナ影響で明暗 

新型コロナウイルスの影響について意見交換する参加者=27日、青森市
新型コロナウイルスの影響について意見交換する参加者=27日、青森市
青森県中小企業団体中央会(櫛引利貞会長)は27日、2020年度上期の情報連絡員会議を青森市で開いた。上期の景況総括と下期の見通しに関する報告では、新型コロナウイルスによる深刻な影響を訴える声が多かったが、リンゴの輸送業など影響の少ない分野も.....
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 青森県中小企業団体中央会(櫛引利貞会長)は27日、2020年度上期の情報連絡員会議を青森市で開いた。上期の景況総括と下期の見通しに関する報告では、新型コロナウイルスによる深刻な影響を訴える声が多かったが、リンゴの輸送業など影響の少ない分野もあり、明暗が分かれている現状が浮かび上がった。[br][br] 会議は年2回開催。今回は、運送業や警備業の協同組合などの代表者10人が参加した。[br][br] 席上、県米穀集荷協同組合の齊藤猛専務理事は「休校や自粛要請で業務用米が過剰在庫となり、20年産米の販売契約が進んでいない」と述べた。[br][br] 一方、弘前りんご商業協同組合の小枝幸正事務局長は「販売金額は今後も順調に推移していく」との見込みを報告。輸送に関わる人の出入りが多いため、感染予防対策に気を使っている―と説明した。新型コロナウイルスの影響について意見交換する参加者=27日、青森市