中学野球選抜・久慈ドリームス、Kボールの東北大会で優勝

優勝して整列する久慈ドリームスの選手
優勝して整列する久慈ドリームスの選手
久慈地域の中学3年生25人で構成する野球の選抜チーム「久慈DREAMS(ドリームス)」が、岩手県雫石町などで今月開かれたKボールの東北大会で優勝した。優勝は15年ぶり2度目。新型コロナウイルスの影響で、県中学総合体育大会が中止となり、つらい.....
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 久慈地域の中学3年生25人で構成する野球の選抜チーム「久慈DREAMS(ドリームス)」が、岩手県雫石町などで今月開かれたKボールの東北大会で優勝した。優勝は15年ぶり2度目。新型コロナウイルスの影響で、県中学総合体育大会が中止となり、つらいシーズンを過ごした3年生だが、有終の美を飾って喜びをかみ締めている。[br][br] 大会は第19回東北中学生KB野球大会で東北KB野球連盟の主催。久慈は8月の県大会で優勝、10月3、4、10日に行われた東北大会では岩手県の宮古地区、盛岡地区、和賀地区、一関地区の選抜チームを破って頂点に立った。[br][br] 例年は東北各県の代表が出場するが、今年は新型コロナの影響で予選が実施できない県が多く、東北大会には岩手県を中心に15チームが出場した。[br][br] 久慈は決勝で、八回特別延長の末に一関選抜を4―3で下した。2―2で迎えた八回は無死満塁の特別ルールでスタート。先攻の久慈は1死から中前適時打で2点を奪い、その裏の守りを1失点でしのぎ切った。[br][br] 六回からリリーフした主将の伊藤新太(あらた)さん(市立久慈中3年)は、「最終回は何が何でも守り切ろうと思って投げた」と振り返り、「厳しい試合ばかりだったが、優勝することができて心の底からうれしい」と充実感をにじませた。優勝して整列する久慈ドリームスの選手