名農、三戸高存続を県に要望へ/三戸郡町村会

三戸郡町村会(会長・工藤祐直南部町長)は12日、八戸市で臨時総会を開き、青森県立名久井農業高、三戸高の郡内2校の存続を県に求めることを決めた。11月中に知事と県教育長に要望書を提出する方針。 要望は県教委の高校再編第2期計画(2023~27.....
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 三戸郡町村会(会長・工藤祐直南部町長)は12日、八戸市で臨時総会を開き、青森県立名久井農業高、三戸高の郡内2校の存続を県に求めることを決めた。11月中に知事と県教育長に要望書を提出する方針。[br][br] 要望は県教委の高校再編第2期計画(2023~27年度)策定を見据えた対応。郡内では五戸高、田子高が21年度末に閉校することが決まっており、地域の教育環境に対する危機感を郡内で共有する。[br][br] 工藤会長は会合後の取材に対し、「県には郡全体を考えた教育環境の整備を求めていく」と強調。今後、同郡の町村議会議長会や両校の支援団体に賛同を求め、連名で書面を提出する考えを示した。[br][br] 三戸町の松尾和彦町長は「両校の関係機関とも連携し、郡として2校存続へ向けた活動に取り組んでいきたい」と述べた。[br][br] 両校の存続を巡っては、南部、三戸の両町が既に署名活動を展開している。