八戸港9月水揚げ統計 数量、金額とも過去10年で最低

八戸市水産事務所が10日発表した八戸港の9月水揚げ統計は、数量5554トン(前年同月比56%減)、金額17億6639万円(46%減)で、ともに過去10年で最低だった。台風などによるしけで操業日数が限られた上、新型コロナウイルスの影響で魚価も.....
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 八戸市水産事務所が10日発表した八戸港の9月水揚げ統計は、数量5554トン(前年同月比56%減)、金額17億6639万円(46%減)で、ともに過去10年で最低だった。台風などによるしけで操業日数が限られた上、新型コロナウイルスの影響で魚価も低迷した。[br][br] 漁業種別では、同月から漁を再開した機船底引きがは1937トン(8%増)、9億466万円(19%減)で、スルメイカの単価減が響いた。 中型イカ釣り船は船凍アカイカが1402トン(54%減)、4億7133万円(61%減)。同事務所によると、高値が続いた昨年に比べ、単価が落ち着いてきた感があるという。[br][br] 大中型巻き網船は1754トン(75%減)、1億8421万円(73%減)だった。特に、北海道東沖のマイワシは1193トン(82%減)、5135万円(84%減)にとどまった。[br][br] 1月からの累計は2万5754トン(3%減)、73億3540万円(19%減)となった。