18日上映会 ご当地ヒーロー「阿弖流為」短編全4話/三沢市

柏崎博志代表(右から2人目)原案のご当地ヒーロー「東北英雄阿弖流為(アテルイ)」(中央)
三沢市のアクションクラブ「隼風」代表の柏崎博志さん(55)原案のご当地ヒーロー「東北英雄阿弖流為(あてるい)」の映像作品の上映会が、18日に三沢市内で開かれる。柏崎さんは八戸工業大の学生で組織する八戸空想科学研究会らの協力を得て、約1年半を.....
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三沢市のアクションクラブ「隼風」代表の柏崎博志さん(55)原案のご当地ヒーロー「東北英雄阿弖流為(あてるい)」の映像作品の上映会が、18日に三沢市内で開かれる。柏崎さんは八戸工業大の学生で組織する八戸空想科学研究会らの協力を得て、約1年半を掛けて映像作品を制作。柏崎代表は「青森でも映像作品を作り出せると証明したい。阿弖流為を多くの人に見ていただき、応援してもらいたい」と話し、多数の来場を呼び掛けている。[br][br] 「阿弖流為」は、朝廷の東北侵攻に抵抗した蝦夷のリーダーがモチーフ。プロのスタントマンとして活動する柏崎さんが、2013年にNHKドラマ「火怨・北の英雄アテルイ伝」に出演したことをきっかけに構想。映像制作を志す若者に活躍の機会を作り地域を盛り上げようと企画した。[br][br] 柏崎さんは隼風の関係者や八戸工業大生、フリーの俳優や地元の知人らと共に昨年5月に撮影をスタート。八戸市や三沢市、十和田市などでロケを行い、編集作業を終えた。[br][br] 作品は、主人公がヒーローに変身して周囲の人を守るため敵と戦う内容。当初は約1時間の映画を予定していたが、新型コロナウイルスの影響などから、10分前後の動画作品全4話に編集した。[br][br] 編集に携わった八戸工業大4年の川畑郁弥さん(21)は、「周囲の応援があってここまで来れた。さらに多くの人を巻き込んで阿弖流為を広めたい」と話す。[br][br] 「たくさんの人の協力を得て、阿弖流為の可能性が広がった」と振り返る柏崎さん。「ゼロから作り上げた、大きな一歩となる作品。認知度を高めて、さらなる活躍の場を切り開きたい」と思いを込めた。[br][br] 上映会場は三沢市のライブバー「ムーンリバー」で、席は約70席を想定。参加料は小学生以下500円、中学生以上千円。午後1時と同3時、同5時の計3回上映し、会場では阿弖流為との撮影会も予定している。問い合わせは、柏崎代表=電話090(3048)6012=まで。