新たな観光スポットをアピール ぼんてん山登山道整備/六ケ所村

ぼんてん山の登山を楽しむ参加者
ぼんてん山の登山を楽しむ参加者
六ケ所村出戸地区のぼんてん山で3日、登山体験会が開催された。村内から参加した40人は、村山岳会(小泉陽大会長)が整備した登山道を登り、村の自然豊かな風景を満喫した。ぼんてん山は登山道の完成以降、登山客が増えており、関係者は村の新たな観光スポ.....
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 六ケ所村出戸地区のぼんてん山で3日、登山体験会が開催された。村内から参加した40人は、村山岳会(小泉陽大会長)が整備した登山道を登り、村の自然豊かな風景を満喫した。ぼんてん山は登山道の完成以降、登山客が増えており、関係者は村の新たな観光スポットとなることに期待している。[br][br] ぼんてん山は標高468メートル。頂上からはエネルギー関連施設や小川原湖など村内を一望できるほか、登山途中には同山の象徴となっている推定樹齢400年のブナの大木を見ることができる。[br][br] 地元では有名な場所だったが、村内外に発信できる新たな観光資源とするため、村が村山岳会に登山道の整備を委託。メンバーが小川に橋を架けたり、案内看板などを設置したりして、2018年に全長4キロの道を完成させた。[br][br] 3日の登山体験会は村教委が主催。一般参加者に加え、登山道の清掃奉仕活動を行うために六ケ所ロータリークラブと村商工会青年部の有志も加わった。参加者は山岳会のガイドを受けながら、登山を楽しんだ。[br][br] 同村の会社員山本礼人さん(26)は「初めてだったが、風景が良くて楽しい。整備されていたので登りやすかった」と話した。[br][br] 小泉会長は取材に「登山道整備で徐々に知名度が上がっており、団体客も増えてきた。気軽に登れる山なのでぜひ来てほしい」とアピールしていた。ぼんてん山の登山を楽しむ参加者