「ネット上でも思いやりを」情報モラルフォーラム開催/青森県警

参加者が責任感を持った情報発信を誓ったフォーラム
参加者が責任感を持った情報発信を誓ったフォーラム
青森県警(村井紀之本部長)はこのほど、八戸市のデーリー東北新聞社で「2020年度情報モラルフォーラム」を開いた。県内の中高生らで組織する少年非行防止JUMPチームのメンバーら約50人が参加し、現実と同様、インターネット上でも思いやりを持つ必.....
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 青森県警(村井紀之本部長)はこのほど、八戸市のデーリー東北新聞社で「2020年度情報モラルフォーラム」を開いた。県内の中高生らで組織する少年非行防止JUMPチームのメンバーら約50人が参加し、現実と同様、インターネット上でも思いやりを持つ必要があることを学んだ。[br] 近年、会員制交流サイト(SNS)での犯罪被害やいじめの深刻化を受けて実施。フォーラムでは、動画配信によって炎上し、逮捕された事案や、SNS上で誹謗(ひぼう)中傷を受け、自殺に追い込まれた事例が紹介された。[br] 住所や写真をプロフィルに載せ、後で問題になった例も報告されたほか、複数のアカウント使用による危険性も指摘された。[br] 参加者は情報発信に責任感を持つことや、現実で言えないことはインターネット上でも発信しないことを誓い、気を引き締めた。[br] 積極的に意見発表をした、八戸工大一高3年の渡部凌さん(17)と佐々木海斗さん(18)は「SNSは便利だからこそ、他者を傷つけないよう思いやりを持って使いたい」と決意を新たにしていた。[br] 同フォーラムは26日に三沢市でも開く。参加者が責任感を持った情報発信を誓ったフォーラム