壁面看板を7年ぶりに一新 中心街に華やかアート/青い森信金本店、学生2人の共同作品

グランプリ作品を共同で描いた田沢陽菜さん(左)と高橋咲耶さん
グランプリ作品を共同で描いた田沢陽菜さん(左)と高橋咲耶さん
青い森信用金庫(益子政士理事長)は、八戸市八日町の本店の壁面にある大型看板を一新し、八戸名物・館鼻岸壁朝市をテーマにしたイラストアートを飾り付けた。信金主催の「壁面ウォールアートコンテスト」で、グランプリに輝いた八戸工業大2年の田沢陽菜(ひ.....
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青い森信用金庫(益子政士理事長)は、八戸市八日町の本店の壁面にある大型看板を一新し、八戸名物・館鼻岸壁朝市をテーマにしたイラストアートを飾り付けた。信金主催の「壁面ウォールアートコンテスト」で、グランプリに輝いた八戸工業大2年の田沢陽菜(ひな)さん(19)と高橋咲耶(さや)さん(19)が共同で描いた作品。市中心街のメインストリートに新たな魅力を創出し、元気を発信している。[br] 大型看板のサイズは約5メートル四方。これまでは、2013年に種差海岸が三陸復興国立公園に指定されたことを記念し、ニッコウキスゲが咲き誇る種差の写真を掲げていた。リニューアルは約7年ぶりとなる。[br] 信金は同大に制作を依頼し、感性デザイン学部創生デザイン学科の学生によるコンテストを開催。全32作品の中から学内選考で15点に絞られ、8月に実施した信金役員らによる審査会で入賞作品10点を選んだ。[br] グランプリ作品は館鼻岸壁朝市が舞台で、ウミネコや蕪島も描いた。朝市会場には八戸のマスコットキャラクター「いかずきんズ」のほか、安倍晋三前首相や小林眞市長に“似た人?”もいて、にぎやかでユニークなデザインが特徴だ。[br] 田沢さんは「市民の皆さんが好きで、誇りを持っているものとして、活気のある朝市を描いた」と説明。高橋さんは「面白さ、ゆるさもあり、街を訪れた人がほっこりするような絵になったと思う」と話した。[br] 8日はコンテストの表彰式が本店で行われ、その後の除幕式で新たな看板がお披露目された。益子理事長は「多くの人に見てもらい、少しでも幸せを感じてもらえれば」と期待を寄せた。[br] 入賞作品は今月末まで本店営業部に展示する。グランプリ作品を共同で描いた田沢陽菜さん(左)と高橋咲耶さん