YSアリーナ八戸「音楽フェス」 赤字収支めぐり市議から批判相次ぐ

昨年8月、八戸市が市立屋内スケート場「YSアリーナ八戸」でこけら落としとして開催した音楽フェスの赤字収支を巡り、15日の市議会屋内スケート場・スポーツ文化施設建設特別委員会で、各会派の議員から批判の声が相次いだ。 市によると、フェスの開催経.....
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 昨年8月、八戸市が市立屋内スケート場「YSアリーナ八戸」でこけら落としとして開催した音楽フェスの赤字収支を巡り、15日の市議会屋内スケート場・スポーツ文化施設建設特別委員会で、各会派の議員から批判の声が相次いだ。[br] 市によると、フェスの開催経費は約1億1980万円だったのに対し、収入となるチケットの販売額は約7800万円。約4千万の赤字分は国の交付金と市の一般財源で充当した。[br] この日の特別委では、五戸定博議員(きずなク)が「赤字を前提とした開催には疑問を持たざるを得ない。なるべく出費を少なくしていくという考え方で進めていくべきだ」と指摘。伊藤圓子議員(新緑・無所属)も「財政負担にならないような開催方法をもっと丁寧に検証してほしい」と注文を付けた。[br] これに対し原田悦雄まちづくり文化・スポーツ部長は、「赤字は当初から見込んでいたものの、市民サービスの向上に寄与すると共に、YSアリーナの周知に十分な効果があった」との認識を示した。