【東北新幹線】盛岡―八戸間、6~8月の利用者大幅減

6~8月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明するJR東日本盛岡支社の石田亨支社長=9日、青森市
6~8月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明するJR東日本盛岡支社の石田亨支社長=9日、青森市
JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は9日、青森市で定例会見を開き、新型コロナウイルスの影響で6~8月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用者数が、前年同月比6~7割の減少となったと発表した。政府による緊急事態宣言が出された4~5月の8割超の減少からは.....
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 JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は9日、青森市で定例会見を開き、新型コロナウイルスの影響で6~8月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用者数が、前年同月比6~7割の減少となったと発表した。政府による緊急事態宣言が出された4~5月の8割超の減少からはやや持ち直した格好。政府の観光支援事業「Go To トラベル」については「7月の移動制限の解除で期待はしていたが、思ったよりも(客足の)戻りはだいぶ悪い」との認識を示した。[br] 同区間の利用者数は6月74%減、7月63%減、8月73%減。お盆期間(8月7~17日)の外出控えや、青森ねぶた祭をはじめとした県内の祭りが軒並み中止となったことが影響した。[br] このほか在来線の利用状況も公表。JR青森駅の自動改札機の通過人数は6月38%減、7月35%減、8月46%減で4~5月の約半減に比べやや持ち直した。[br] 石田支社長は今後の見通しについて、「増える傾向にあるとは言えない。秋の行楽シーズンに向け、安心して利用できるようにしていきたい」と述べた。6~8月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明するJR東日本盛岡支社の石田亨支社長=9日、青森市