利用者激減、事業継続厳しく 青森県レンタカー協、県に支援要請

柏木司副知事(左)に要望書を手渡す須藤秀光会長=3日、青森県庁
柏木司副知事(左)に要望書を手渡す須藤秀光会長=3日、青森県庁
青森県レンタカー協会は3日、県に対し、新型コロナウイルスによる利用者減少で事業継続が困難になっているとして、助成金や利用促進などの支援を要望した。須藤秀光会長は「車両が動かなくてもリース料や保険、点検整備費など負担が大きく、事業者の体力は限.....
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 青森県レンタカー協会は3日、県に対し、新型コロナウイルスによる利用者減少で事業継続が困難になっているとして、助成金や利用促進などの支援を要望した。須藤秀光会長は「車両が動かなくてもリース料や保険、点検整備費など負担が大きく、事業者の体力は限界。2次交通の要として支援を期待したい」と訴えた。[br] 同協会によると、新型コロナによる外出の自粛で利用者が激減。全国で緊急事態宣言が出された5月の大型連休中は前年同期比80%減、8月のお盆期間中は25%減と落ち込んだ。特に空港や新幹線の駅周辺は深刻で、4~6月の利用者は80~90%減少した。[br] 7月から始まった国の観光支援事業「Go To トラベル」は一定の効果があったとしながらも、東京都が除外されたことでキャンセルが多発。今後はインバウンド(訪日外国人客)利用が多い紅葉シーズンの打撃が懸念され、長期的な影響は免れない状況だ。[br] この日は、須藤会長らが県庁を訪れ、柏木司副知事に要望書を提出。柏木副知事は「レンタカーは本県観光の移動の要。事業継続のための対策を早期に実施できるように予算編成などを考えていく」と応えた。柏木司副知事(左)に要望書を手渡す須藤秀光会長=3日、青森県庁