農作業中の事故、VRで疑似体験 講習会で安全対策学ぶ/六戸町

VRの機器を装着し、農作業事故の疑似体験をする参加者=11日、六戸町
VRの機器を装着し、農作業事故の疑似体験をする参加者=11日、六戸町
六戸町は11日、町役場で農業に関する講習会を開き、参加者が仮想現実(VR)のシステムを使って農作業中の事故を疑似体験した。JA共済連青森県本部によると、同団体のVRシステムを使った農業機械の安全講習は県内で初めて。 VRのシステムは、JA共.....
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 六戸町は11日、町役場で農業に関する講習会を開き、参加者が仮想現実(VR)のシステムを使って農作業中の事故を疑似体験した。JA共済連青森県本部によると、同団体のVRシステムを使った農業機械の安全講習は県内で初めて。[br] VRのシステムは、JA共済連が農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と連携して開発。おいらせ農協六戸支店が借り受け、研修に活用した。[br] 講習会には町の農業委員や農地利用最適化推進委員ら約20人が参加。ヘッドセット型の機器を頭部に装着してトラクターの転落やコンバインでの作業中の事故などを体験し、安全対策を学んでいた。[br] 町農業委員会の田中誠会長(59)は「とてもリアルで、事故について考えるいい経験になった」と収穫を語った。VRの機器を装着し、農作業事故の疑似体験をする参加者=11日、六戸町