20年県産リンゴ予想収穫量、前年産比1割増の見通し

青森県「攻めの農林水産業」推進本部は11日、2020年の県産リンゴの予想収穫量(1日現在)が45万1100トンで、前年の収穫量と比べ10%増になるとの見通しを発表した。春先から天候不良が少なく、着果数や果実肥大がおおむね良好だった。 調査は.....
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 青森県「攻めの農林水産業」推進本部は11日、2020年の県産リンゴの予想収穫量(1日現在)が45万1100トンで、前年の収穫量と比べ10%増になるとの見通しを発表した。春先から天候不良が少なく、着果数や果実肥大がおおむね良好だった。[br] 調査は県りんご協会に委託。7月28~31の4日間、県南地方10地点を含む計59地点で実施した。[br] 品種別では、主力のふじが22万6300トン(前年産比16%増)、つがる4万1100トン(増減なし)。昨年の着果が不良だった王林は4万9900トン(20%増)、ジョナゴールドは4万2900トン(26%増)とそれぞれ2割増加した。早生(わせ)ふじなど「その他」は9万900トン(6%減)。[br] 過去15年間(05~19年)の平均値である44万560トンと比べると2%増。予想収穫量ベースで前年の43万5500トンとの比較では4%増だった。[br] 県りんご果樹課によると、農薬の適切な散布が実践され、黒星病など病害虫の目立った被害は確認されてない。今後の対応について、同課は「ならせ過ぎの傾向があるので、摘果の見直しを進めてほしい」としている。