畜産品輸出の基礎学ぶ 八戸で初のセミナー/リモート参加含む40人が学ぶ

参加者がオンライン講義で輸出の条件や手法を学んだセミナー=29日、八戸市のユートリー
参加者がオンライン講義で輸出の条件や手法を学んだセミナー=29日、八戸市のユートリー
青森県は29日、八戸市のユートリーで畜産関係者を対象とした輸出セミナーを開き、リモート参加を含めた約40人が近年の輸出動向や課題を学んだ。 輸出の伸び代がある畜産業の盛んな県南地域で、関係者に輸出を考えるきっかけにしてもらおうと初めて開催し.....
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 青森県は29日、八戸市のユートリーで畜産関係者を対象とした輸出セミナーを開き、リモート参加を含めた約40人が近年の輸出動向や課題を学んだ。[br] 輸出の伸び代がある畜産業の盛んな県南地域で、関係者に輸出を考えるきっかけにしてもらおうと初めて開催した。新型コロナウイルス感染予防のため、東京都内の講師は来県せず、オンラインで講演した。[br] 日本貿易振興機構(ジェトロ)農林産品支援課の根元悠氏は、アジアを中心に畜産物の輸出が増えていることや、輸出解禁までの流れなどを解説。「大きな市場を持つ中国と畜産物の輸出解禁協議中で、加速化に取り組んでいる」とした。[br] 新型コロナの影響に関しては、牛肉の輸出額は大幅に減ったが、豚肉や鶏肉、鶏卵は家庭消費の高まりなどを背景に前年を上回っているとして「輸出の有益性は一定程度継続する」との見通しを示した。参加者がオンライン講義で輸出の条件や手法を学んだセミナー=29日、八戸市のユートリー