青森市でりんご輸出促進対策会議/ネット活用し、イベントなど情報発信

2020年産リンゴの輸出対策について報告した青森県りんご対策協議会の加川雅人会長(左)=10日、県庁
2020年産リンゴの輸出対策について報告した青森県りんご対策協議会の加川雅人会長(左)=10日、県庁
2020年産の青森県産リンゴの輸出拡大に向け、県は10日、県庁でりんご輸出促進対策会議を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大に応じた輸出対策について、新たにインターネットを活用したイベントや情報発信に取り組むことを確認した。 県産リンゴは台.....
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 2020年産の青森県産リンゴの輸出拡大に向け、県は10日、県庁でりんご輸出促進対策会議を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大に応じた輸出対策について、新たにインターネットを活用したイベントや情報発信に取り組むことを確認した。[br] 県産リンゴは台湾や香港で人気が高く、3年連続で大台の3万トンを突破。一方、新型コロナの感染拡大により従来と異なる販売戦略が急務となっていた。[br] 県側は三村申吾知事、坂田裕治県農林水産部長らが出席。生産者側は県りんご対策協議会(加川雅人会長)、県りんご協会(藤田光男会長)など5団体の代表者が訪れた。[br] 20年産の輸出に関する取り組みについて、同協議会は台湾への消費宣伝事業を紹介。主要大型量販店と産地をオンラインでつなげるリモートイベントの開催を予定するほか、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信などに努める。[br] 加川会長は取材に「今年は新しい宣伝方法になる。目標の4万トンにつながる3万5千トンを目指していきたい」と力を込めた。2020年産リンゴの輸出対策について報告した青森県りんご対策協議会の加川雅人会長(左)=10日、県庁