青森労働局、最低賃金の改正諮問/青森地方最低賃金審議会に

石岡隆司会長(左)に諮問書を手渡す請園清人局長=3日、青森市
石岡隆司会長(左)に諮問書を手渡す請園清人局長=3日、青森市
青森労働局(請園清人局長)は3日、有識者や労使関係者で組織する青森地方最低賃金審議会(会長・石岡隆司弁護士)に、青森県内の最低賃金の改正について諮問した。審議会が8月7日をめどにまとめる答申を踏まえ、新しい最低賃金を設定する方針。 県内の現.....
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 青森労働局(請園清人局長)は3日、有識者や労使関係者で組織する青森地方最低賃金審議会(会長・石岡隆司弁護士)に、青森県内の最低賃金の改正について諮問した。審議会が8月7日をめどにまとめる答申を踏まえ、新しい最低賃金を設定する方針。[br] 県内の現在の最低賃金は、全国最低ランクの790円。年々上昇しているものの、全国加重平均額の901円には及ばず、最も高い東京の1013円とは大きな開きがある。[br] 3日は青森市で審議会の初会合が開かれ、請園局長が石岡会長に諮問書を手渡した。新しい最低賃金は、中央最低賃金審議会の議論を踏まえ、8月末までに決定。官報公示後、10月に発効する予定。[br] 石岡会長は取材に「今年は新型コロナウイルスで売り上げが減る企業がある一方、立場の弱い労働者にも影響が出ており、労使ともに大変な状況。これまで以上に慎重に議論していきたい」と述べた。石岡隆司会長(左)に諮問書を手渡す請園清人局長=3日、青森市