野田村漁協が総会 新組合長に小谷地氏

野田村漁協は29日、同漁協で総会を開き、2019年度事業報告など11議案を承認した。任期満了に伴う役員改選では、組合長を2期6年務めた小野茂雄氏(71)が退任し、新組合長に小谷地勝氏(51)を選んだ。任期は3年間。 小谷地氏は監事を経て20.....
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 野田村漁協は29日、同漁協で総会を開き、2019年度事業報告など11議案を承認した。任期満了に伴う役員改選では、組合長を2期6年務めた小野茂雄氏(71)が退任し、新組合長に小谷地勝氏(51)を選んだ。任期は3年間。[br] 小谷地氏は監事を経て2011年から同漁協理事。下部組織・野田養殖組合の組合長も務めた。取材に「主力の秋サケはいつ回復するか分からない。経営の見直しを進め、他の魚種でカバーしながら黒字決算を続けたい」と抱負を語った。[br] 19年度決算は、剰余金2142万円(前年度比33・8%減)を計上。9期連続の黒字となった。水揚げ実績は数量2362トン(18・6%減)、金額4億5081万円(36・6%減)。「荒海ホタテ」のブランドがある養殖ホタテは堅調。鮮魚全体ではブリなど増えた魚種もあったが、前年比で8割近く減った秋サケの不漁が響いた。