選抜展出品作収めた図録完成 書道団体「臨泉会」(東京)

佐々木月花会長の「好日」(右)と原田圭泉会長代行の「弄花」
佐々木月花会長の「好日」(右)と原田圭泉会長代行の「弄花」
八戸市出身の書家、故佐々木泰南さんが結成した書道団体「臨泉会」(東京、佐々木月花会長)がこのほど、東京・銀座の鳩居堂で選抜小品展を開き、出品作を収めた図録を完成させた。80年余りの書歴を誇る月花会長の「好日」など、感性豊かな45人の作品を紹.....
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 八戸市出身の書家、故佐々木泰南さんが結成した書道団体「臨泉会」(東京、佐々木月花会長)がこのほど、東京・銀座の鳩居堂で選抜小品展を開き、出品作を収めた図録を完成させた。80年余りの書歴を誇る月花会長の「好日」など、感性豊かな45人の作品を紹介している。[br] 小品展には月花会長をはじめ、同市出身・在住者が数多く出品し、個性豊かな筆致と濃淡で多彩なテーマを表した。月花会長の次女で、臨泉会の原田圭泉会長代行は、新型コロナウイルスの影響が芸術分野にも及ぶ中、「中止ばかりでは社会のためにも良くない。できれば開催したいと思っていたので良かった」と安堵(あんど)した様子だった。[br] また、同展とは別に、東京オリンピック・パラリンピックを記念し、国立新美術館(港区六本木)で21日まで開かれた「日本の書200人選」にも、選抜書家として月花会長と原田会長代行の作品が展示された。佐々木月花会長の「好日」(右)と原田圭泉会長代行の「弄花」