2社で連携、適切な救命活動 松田産業と大平洋金属に感謝状/八戸消防署

表彰を受けた松田産業と大平洋金属の社員ら
表彰を受けた松田産業と大平洋金属の社員ら
八戸消防署(橋本広功署長)は25日、迅速、適切に救命活動を行い、男性の命を救ったとして、八戸市の松田産業(松田芳明社長)と大平洋金属(佐々木朗社長)に感謝状を贈り、両社社員の行動をたたえた。 両社は同じ敷地内にあり、これまで合同で避難訓練を.....
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 八戸消防署(橋本広功署長)は25日、迅速、適切に救命活動を行い、男性の命を救ったとして、八戸市の松田産業(松田芳明社長)と大平洋金属(佐々木朗社長)に感謝状を贈り、両社社員の行動をたたえた。[br] 両社は同じ敷地内にあり、これまで合同で避難訓練を実施するなど交流がある。[br] 同署によると、4月27日午後0時20分ごろ、松田産業の男性社員(52)が体調不良を訴え倒れた。同僚6人が胸骨圧迫や119通報と並行し、隣接する大平洋金属へ応援を要請。同社の3人が自動体外式除細動器(AED)を持って駆け付け、救急車が到着するまで連携して救命措置を取った。[br] 男性社員はドクターカーで処置を受けた後、市内の病院に搬送され、約3週間後に退院。後遺症はなく、現在は職場に復帰しているという。[br] 八戸消防本部で行われた贈呈式に出席した、松田産業の金谷清典さんは、「とにかく帰ってきてほしいという気持ちで措置を続けた。助かって本当に良かった」と同僚の無事を喜んだ。大平洋金属の八重澤秀秋さんは「訓練はしてきたが、実際に救助に当たるのは初めて。昼休みで多くの人と連携できた」と笑顔を見せた。表彰を受けた松田産業と大平洋金属の社員ら