青森県内女性がキャッシュカード3枚だまし取られる 全国で同様の被害発生/弘前署

弘前署は25日、青森県内に住む80代女性がキャッシュカード3枚をだまし取られ、約200万円を引き出される特殊詐欺被害が発生したと発表した。キャッシュカードの端を切って使えなくなるように見せ、だまし取る手口で、全国で同様の被害が発生している。.....
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 弘前署は25日、青森県内に住む80代女性がキャッシュカード3枚をだまし取られ、約200万円を引き出される特殊詐欺被害が発生したと発表した。キャッシュカードの端を切って使えなくなるように見せ、だまし取る手口で、全国で同様の被害が発生している。県内では初の被害という。[br] 同署によると、25日昼ごろ、女性方に同署員のサクラギと名乗る男から「泥棒を捕まえたら、あなた名義のカードが出てきた」などと電話があった。女性は自身名義のキャッシュカード3枚の暗証番号を男に話すと、電話の相手が女に変わり「女の人が行くので、キャッシュカードを切ってもらい、それをその人に渡してください」などと言われた。直後に女性宅を訪ねた女が、女性の目の前でキャッシュカード3枚の端を切り、そのまま持ち帰った。[br] 3枚は磁気の部分を避けて切られていて使用できる状態だったとみられる。女性の家族が同署に相談し、計約200万円が引き出されていたことが発覚した。